最近の創作詩:recent creative poem #1

詩人+アーティスト+環境活動家のフランクの主宰する詩のクラスを受講しており, 毎回トピックをもとに皆が各々の詩を展開する。今回は『階段』。私なりに, 与えられた言葉のコンセプトを展開させ, 右脳と左脳のバランスを培う良い訓練だと思っている。

I am taking a poetry class led by Frank Craven, a poet, artist, musician, and environmental activist, and each time, everyone develops their own poem based on a topic. This time he gave us was “The Stairway”. In my own way, I think it is good training to develop the concept of given words and cultivate the balance between the right and left brain.

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Timeline

Right now, from the top of the stairs, various phenomena called “future” are rushing down,

Right now, the moment you lift one foot onto the step to climb the stairs, the “future” ones slip past you in an instant,

And now, they sprint down the stairs to the “past” and disappear into the dark abyss.

2024年6月25日, 16回目のオリンの月命日:June 25, 2024, The 16th Monthly Anniversary of Orin’s Death

       とおく   *谷川俊太郎 詩集『はだか』より

わたしはよっちゃんよりもとおくへきたとおもう ただしくんよりもとおくへきたとおもう ごろーよりもおかあさんよりもとおくへきたとおもう もしかするとおとうさんよりもひいおじいちゃんよりもとおくへきたとおもう ごろーはいつかすいようびにいえをでていって にちようびのよるおそくかえってきた やせこけてどろだらけで いつまでもぴちゃぴちゃみずをのんでいた ごろーがどこへいっていたのかだれにもわからない 

このままずうっとあるいていくとどこにでるのだろう しらないうちにわたしはおばあさんになるのかしら  きょうのこともわすれてしまっておちゃをのんでいるのかしら ここよりももっととおいところで  そのときひとりでいいからすきなひとがいるといいな そのひとはもうしんでてもいいから どうしてもわすれられないおもいでがあるといいな どこからかうみのにおいがしてくる  でもわたしはきっとうみよりももっととおくへいける 

   A Distant Place    *from the poetry collection “Hadaka” by Shuntaro Tanikawa

I think I have come farther than Yotchan, father than Tadashi. I think ever farther than Goro, my dog, and farther than mom. And possibly farther than both my dad and great grandpa. Goro left home one Wednesday and came home late the next Sunday night. He was thin and all covered with mud and kept on lapping up water for a long time. No one knows where he was.

If I keep on walking like this where will I end up? Will I wake up and find myself an old woman? Will I have forgotten all about today and be shipping tea in some place even farther off than here? If so, I hope there’s at least be one person with me I could love. It doesn’t matter even if he’s dead. I only wish I would have an unforgettable memory of him. The smell of the sea comes in from somewhere, but I’m sure I can go farther than the sea.

17年前の冬、アタシたちはこの遊具のところでウオッカを飲んだっけ:17 years ago in the winter, we drank vodka at this playground.
波のビデオを撮ってきた、ブライトンビーチにて:I took some video of the waves at Brighton Beach.

“パレスチナに平和を”:”Peace to Palestine”

日本の友人、詩人の影山留都(かげやま・ると)さんから彼女のお手製カードを添付したイーメールが届く。とても可愛らしいロバの絵と共の彼女の詩を紹介したい

I received an email from my Japanese friend, the poet; Ruto Kageyama, with a handmade card attached. I would like to introduce her poem with a very cute picture of a donkey.

小さい白いロバ (ガザの小さいロバ)

小さい白いロバ オリーブの木陰で微睡むのが好き                             子供たちが花輪を編んで 頭に載せた                                 花輪が耳にくすぐったい                                        耳を揺すると 子供たちが笑う                                     笑って輪になり歌って踊る 

踊り疲れて 子どもたちは                                         ロバのたてがみ優しく撫でる                                                      小さい白いロバ 子供たちを背中に乗せて                                  夕日の道を ゆっくり歩く                         

小さい白いロバ 荷車引いた                                       乗るのは子供たち 背中にも一人                                     帰りの積荷は 花とオレンジ                                      子供たちが歌う                                             たてがみを撫でながら  

小さい白いロバ 迷子になった                                       オリーブの木陰は失われ                                          爆撃で抉られた大きな穴                                        子供たちが花を摘んだ道                                        キャタピラーの踏み跡 

小さい白いロバ トボトボ歩く                                          知らない場所を 荷車つけてトボトボ歩く                                 御者台には見知らぬ人                                          まわりは人混み 人々は逃げ惑う                                       小さなロバは どこに行けばいいのだろう 

小さい白いロバ                                              花輪を載せてくれた あの手はどこ?                                       競って背中に乗った 子供たちはどこ?                                  子供たちの家は瓦礫になり                                        笑い声は もう聞こえない 

小さい白いロバ                                                            夢見るのはオリーブの木陰                                        子供たちを背中に載せて                                          花咲く野原で遊ぶ夢

                                                                                                                

 

号外!『多文化都市ニューヨークを生きる』出版記念講演会のビデオ編集が終了!: Video editing for the publication commemorative lecture has been completed!

神舘美会子さんと和田良三さん、お二人の楽しくも深い話は何度聞いても笑いを誘われ、同時に考えさせられる。今年中に編集をなんとか終了させました!皆様のお時間のおありの時、訪問してくださるととってもうれしいです。こちらです。 『多文化都市ニューヨークを生きる』 <—ここをクリックしてご覧ください。ありがとうございます。 *this video is only in Japanese.

”多文化都市ニューヨークを生きる”    共著:神舘美会子 & リョウ和田(和田良三)

『第一章 プエルトリコの空はいつも青い  第二章 貧困と麻薬   第三章 ジャクソンハイツの長屋  第四章 異文化の中で奮闘する  第五章 二〇二〇年三月』

この本は、美会子さんがテキスタイルデザイナーとして働いていた、テキスタイル会社の同僚だったリョウ和田さんが1970年から今日まで、ニューヨークのヒスパニックコミュニティーで国際結婚を通して、多民族国家アメリカを肌身で知った体験を、同じく国際結婚をしている美会子さんが、和田さんの体験エピソードの原文を元に、インタビューを重ね、主人公(リョウ和田さん)がアメリカについて学んでいくというスタイルにして、美会子さんのアメリカ理解を加えて彼女が執筆したものです。
1969年、当時20代だった主人公はヨーロッパへ。そして1年後にはニューヨークへやってきます。滞在を数ヶ月過ぎた頃、数日の旅行で行ったプエルトリコでプエルトリカンの女性と出会い、いわゆる出来ちゃった結婚をすることに。そして彼女とニューヨーク、ヒスパニック・コミュニティーで3人の子供を持つ家庭を築き、アメリカ主流の白人文化とも日本とも違う異文化の葛藤の中で暮らすことになったというメインストーリーに加えて、今日のアメリカ社会の問題などが語られます。

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私はある時期、スパニッシュ・ハーレムで仕事をしていた。この地域はどっさりのプエルトリカンが住んでいる。プエルト・リコの人々はまず明るい。そして騒々しい。ことに プエルトリカン・ディ <—(クリック)に出くわしてしまったら最大限の笑顔でいよう。「あたしゃアジア人だけど、アンタ達のカルチャー大好きよ。」馴染みがあろうとなかろうと、最大限の共感を見せてあげよう。あたかも家族のように。本能的に彼ら・彼女らは相手の表情を読み取る。と言って動物本能ではなくて、『あんた、あたしを好き?嫌い?』といった、とても人間的な意味で。

美会子さんから『出版記念に、』と彼女の本を受取った時、多分これまで理解していたはずのプエルト・リコ、というカテゴリーが覆されるんじゃないか、と思った。以前、推敲前に読ませていただく機会はあったものの、この読み応えある一冊の書物を前に、私の知っているプエルト・リコがくすんでしまうんじゃないかしら、と、思いもした。

ーー 例えば深夜、家路を急ぐ地下鉄終着駅の人通りも疎らな繁華街のショーウインドウ越しに、思わず二度見してしまう蠱惑的で美味しそうで極彩色の、でもきっと甘すぎるかケミカル味か、妙に記憶してしまうラティーノのケーキ屋さん。そうだよ、このケーキ屋さんは買ったことがないだけで私にはお馴染みなんだ。通るたびにチラ見する。でも、夜も更けてくると何だか様子が違う、知っていたはずの記憶がケーキの表面にゴテゴテ塗りまくられた青や赤、黄色や白に塗り替えられ、初めて対面したかのように幾分か緊張してしまう。まさにこんな感じ。

ページは進む。決してストップしない。明日まで待つのが嫌だから、一足飛びに次の章をめくる。おやおや、、やっぱり最初から順番に読み進めるのね、そうじゃ無いと、さらに美味しいケーキ攻めになる。ケーキという形象の人生の生き様。

そうか。プエルト・リコという甘さでトッピングされてはいるけれど、絶妙な ”夫婦愛” そして ”家族愛” そして ”人類愛” そして全編を貫いている受容と赦し。文化や歴史の背景、その異なり・隔たりを加味しても、二人して時々刻々をともかくも歩んできた軌跡。、、、私はここまで、他界した我が夫を、夫との暮らしを受容していただろうか。記憶は動く。後悔なしに、きっといつか答えはやってくるだろう。

神舘美会子/Mieko Mitachi ウエッブサイト <–(クリック)

美会子さんの手は、文筆・アート・料理、と止まることを知らない。Kさん宅にて。

影山留都 散詩集 ”コトノハヅル” から二篇。

六月の雨に

六月の雨に どんな傘を差そうか 静かな雨なら 一食の傘で 暗い空なら 水玉や花模様 天気雨の時は 真珠をのせた里芋の葉の傘もいい 大粒の雨には 番傘もよかった

一番強力なのは 核の傘さ 冗談めかして言う声がする

六月の雨に それを差すの? 非核の傘や 反核の傘 平和の傘だって あるじゃない 軽い口調で応えてみる

小さかったり 穴あきだったり 透明で見えない傘もあるけれど 蕗の葉の下からコロポックルがのぞいたり オウムの顔の柄が しゃべりかけてきたら 初めて自分の傘を持った子供のように スキップしたくなるかもしれない

嵐の時は傘をすぼめたほうが 歩きやすい 核の傘をたためば 六月の雨に たくさんの傘の あじさい模様 雲が切れるのを待てば 地球の差している 二重の虹の 傘が見える

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身支度

身支度 やっぱり 間違ったんじゃない? 水の作業に行くのに ミリタリー・ルックで気取るなんて

水色のストライプじゃ単純すぎる 水玉模様じゃ子供っぽいって

それならば 伝統的なファッションさまざま 波に千鳥の粋な染め いなせな漁師の渋い縮み 井桁模様の藍の絣か いっそ 流水落花の綾錦

水はこの星そのもの 蜃気楼にうつる山々と 砂漠の底を穿ち流れる川とに 祈りの無いまま 迷彩服で出かけてゆくと 流れは涸れ 水は淀んで あとはたちまち 瓦礫と泥沼

”コトノハヅル/言の羽鶴”:”Kotonohazuru”

この秋に、東京のお友達(詩人)が出版した彼女の詩集のタイトルである。彼女はサプライズで私に送ってくださったのだけど、うっかり、私の4年前の住所(ニューヨーク市クイーンズ区)で郵送してしまったらしい。住所そのものは正しいので届く可能性は大きいけれど、もし、どなたかが受け取ったなら当然私はそこに住んでおらず、受取人不明で戻されたろう。

幾つか奇跡のように幸いすることがあって、当時の大家さんが、放り込まれていたこの詩集を見つけてくださった!ちょうど家の修理で誰もおらず、配達された方がそのまま置いてくれていたらしい。偶然とも言えるし、よくあることかもしれない。同時に友人は、届かなかったのは残念だ、と既に再びこちらに郵送した、との連絡!なので今月中には彼女の詩集が次々届くようになるのね。

このところ心労が重なっていたので、思わずのとっても嬉しい出来事でした。

This is the title of poetry book published by a friend (poet) in Tokyo on this fall. She sent it to me as a surprise, but apparently she accidentally sent it to my old address four years ago (Queens, Ridgewood). The address itself is correct, so there is a high chance that it will arrive, but if someone received it, of course I don’t live there and it would have been returned as the recipient unknown.

Fortunately, like a miracle, the landlord at the time found this collection of poems?? package?? that had been thrown away! It seems that no one was there because the house was being repaired, and the person who delivered it left it as it was. It could be a coincidence, or it could be a common occurrence. At the same time, my friend informed me that she was sorry that it did not arrive, and so she sent it to me again!

I’ve been feeling a lot of anxiety lately, so it was a very happy event.

彼女は素敵な素描も同封してくださった。She also enclosed nice drawings too.

左上から右に、二段目三段目の右下に向かう;サクラ、サンザシ、ノブドウ、フジバカマ、ホトトギス、ホタルブクロ、カワラナデシコ、ワレモコウ、ユキワリソウ.

From the top, going left to right: cherry blossoms, hawthorn, wild grapes, thoroughwort, toad-lily, spotted bellflower, fringed pink, burnet, and liverwort.

”若紫”. 神舘美会子 / みたち みえこ

みえこさんと初めてお会いしたのは、確か2012年でしたか。

遡る2011年3月11日、福島の三つ巴(地震・津波・原子力発電所の崩壊)の大災害は記憶に生々しい。被曝や汚染回避のため故郷を離れざるをえなかったたくさんの人々、津波による環境の壊滅的ダメージ、改めてその危険性を知るがゆえに原子力発電所の廃絶を求める声が高まり、2011年以降 ニューヨークのいたるところで沸き起こるデモや集会、その中でみえこさんと出会った。

みえこさんは美術大学卒業後 早くに海を渡り、ニューヨークに落ち着かれて後 テキスタルデザイナーとして第一線で活躍。ご子息の誕生後は、異国で生まれた子供達への語学・情操教育をサポートする私立学校を設立されたり、文字通り 八面六臂の大活躍。

前後するが、知人を通して、彼女の出版した ”Odyssey 遥かなる憧憬 ” という本の話を聞いてもいたし、わたしが訪問介護をしていたご家庭がどうもみえこさんの関係者らしかった、等々、接点がいくつもあったにもかかわらず、わたしがよく顔を出していたダウンタウンの老舗ギャラリー、128画廊でお会いしたことがそれまで一度も無かったのが いささか不思議でもあった。

のちに、この時期は彼女がまさに彼女自身の抱えてきた、そして内奥の忘却の部屋に封印してきた怒りや苦しみを いかに理性と感性で理解し分析し受容し、ついには解放してゆくか、ゆえに ”許し” を実現したか。その年月と被っていたことがわかった。

『 ”ある日突然、狂気の発作が襲って” きてから精神の回復に至る約10年間、素晴らしいサイコセラピストに支えられてきました、その間はほぼあらゆる活動からも アート制作からも 人々との交流からも遠のかざるを得なかった、それどころではなかったんです。間断なく脳内に出現する途方もないイメージに引っ張られまい、と これらのイメージをひたすら言葉に変換してきました。10年に及ぶセラピーの間、毎日、異世界の旅を日記として書いていました。書き続けた55冊に及ぶ大学ノート、ここには私の神話(異世界の旅)が詰まっています。それは私個人の神話です。そして、この体験を通じて、すべての人はそれぞれ固有の神話を持っているということに気付かされました。』

と、お話くださった彼女の、ご自身を取り戻すべく彼女の神話と原型に向かった長い旅の集大成として ”Odyssey 遥かなる憧憬” は出版された。 (この、彼女のギリギリの精神の淵での試みは、のちにユング派の推奨するアクティブイマジネーションの方法そのもので、あとがきを書かれた医学博士;老松克博先生は大変驚かれたそうだ。)

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みえこさんの第一印象は、”虫愛づる姫君” もじって ”言の葉愛づる若紫姫” がぴったりする。型にはまらない、やんちゃな童女が草むらを駆け回って、はらはら降ってくる言の葉・ことのは を追いかけている。いや、そうではなくて、どうも言の葉が彼女の周りに来たがるのかしら。創造の引き合う力。重力と引力とインスピレーション。何故か源氏物語が現前し、黄昏の室内に火を灯すことも忘れて彼女はそれら言の葉を優雅に紡いでいる。

以前、彼女に 『みえこさんは文筆家だし、絵描きであり、彫刻家であり、アクティビストでもあるよね。もし一つだけ肩書きにせねばならないとして、どれが一番貴女にとってふさわしい呼称なのでしょうね?』と尋ねたところ、『私は文章や詩を呼吸するように扱ってきた、社会や世界の不平等、反戦思想は10代に培われた。生活のためデザインもやってきた。けれど私はアーティスト。描いたり創造しているのが好きなのよ』との即答は明るい。天晴れ みえこ! ここにあり。 わたしの心は大喝采。

大人のための童話 “「Magic Toy」 第1話;マリーの冒険” 、一人の日本人男性の国際結婚を伏線に、全編を覆うニューヨーク社会への問題提起 ”プエルトリコの空はいつも青い” などもいずれこのブログにて紹介したいと思っています。

神舘美会子さんのウエッブサイト <ーー ここをクリックしてください。

俳人、尾崎放哉:Japanese haiku poet, Ozaki Hosai was born 20 January, 1885

尾崎放哉 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%BE%E5%B4%8E%E6%94%BE%E5%93%89 尾崎放哉関連 https://ken-horimoto.com/20180607211432/

Ozaki Hosai https://en.wikipedia.org/wiki/Ozaki_H%C5%8Dsai Explanation of Ozaki’s poem https://reajer.weebly.com/free-haiku-ozaki.html

放哉の有名な句より : from the famous poem of Hosai ( = translation: Gilles Fabre)

  • 咳をしても一人: Even coughing still all alone*
  • いれものがない両手でうける: To have no container, receive with both hands
  • こんなよい月を一人で見て寝る: Seeing such a good moon and sleep alone
  • 春の山のうしろから烟が出だした: Smoke has begun from behind the spring mountains
  • 漬物桶に塩ふれと母は生んだか:”Go and salt the vegetables!” Mother, is this what I was born for?*
  • 一日物云わず蝶の影さす:Wordless all day long the shadow of a butterfly*
  • 淋しいぞ一人五本のゆびを開いて見る;So lonely to see I open my five fingers*
  • 冬川にごみを流してもどる: Into the winter river I throw the garbage and come back*
  • 豆を煮つめる自分の一日だつた : To cook beans I had all day*
  • 海がまつ青な昼の床屋にはいる: The sea is clear blue, I enter the barber shop at noon
  • 針の穴の青空に糸を通す:I see the blue sky through the needle hole I thread
  • すばらしい乳房だ蚊が居る:Fantastic breast and a mosquito*
  • 追つかけて追ひ付いた風の中:Chasing and caught up in the wind
  • 自分の母が死んで居たことを思ひ出した : I remembered my mother; she was dead
  • 山に登れば淋しい村がみんな見える: I climb up the hill, all the villages seem sad to me*
  • なぎさふりかへる我が足跡も無く: On the shore when I turn my head, no longer any footprints*

Kenji Miyazawa was born, 27 August, 1896 :1896年8月27日、宮沢賢治誕生.

Kenji Miyazawa. An extraordinary sensibility and an embody of animism. An eternal teacher who will continue to give a clear light in my life. Also Y.N who is my soul savior. They both have the same birthday, it means a lot to me. https://en.wikipedia.org/wiki/Kenji_Miyazawa

宮沢賢治。類いまれな感性とアニミズムの具現者。私の生涯で、ひときわ澄み切った光を与え続けてくれる、永遠の師。また Y.N, わたしの魂の救済者。どちらも同じ誕生日というだけでも、私にはとてつもなく大きな意味を持つ。