ホンタ、遅々として進まず:Honta, slow progress

過日の追突から時間だけが飛んでゆく。警察署での、追突事故レポートが少しも出来上がっておらず、付随して、勝手には修理に出せないのでこれも依然として待機中。

ホンタは、というと、大家さんの庭にいつものようにのんびりくつろいでおり、昨日は枯葉が覆いかぶさっていたと思うのに、先ほど見たところ、全ての枯葉が風で吹き飛ばされたのかピカピカ天井を見せてまどろんでいる(ように見える)。

ずっと共に暮らした年老いた番犬のようで最近はなんだかとっても愛おしい。痛かったね、ごめんね。オリンは、ニューヨークに移ったらもう車はいらない、との考えで時折喧嘩する。

Time flies since the rear-end collision the other day. The rear-end accident report at the police station has not been completed at all, and it is still waiting because it cannot be repaired without permission.

As for Honta, he was relaxing in our landlady’s garden as usual, and his body wrapped with the dead leaves all over him. Now all leaves flew away so that he shows his shining roof. Appears to be dozing off.

It’s like an old guard dog that I’ve lived with for a long time, a kind of lovable feeling I have now. We are so sorry, Honta got hurt. We occasionally fights over the idea that Orin won’t need a car when we move to New York. Well,,,

玄米乳酸菌 その後.:brown rice lactic acid bacteria and then.

1、玄米一合を軽く水洗いしておく。容器に、その玄米と水を半リットル入れ、日の当たる場所に一日おく。2、翌日、”1”の中に、水を1リットル半加え、塩を15グラム入れる。日の当たる場所に一日おく。3、”2”の中に、砂糖45グラムを加え3〜5日経つと発酵完了。出来上がり。

**毎日一回はよく振って撹拌させ、その時に蓋を開けて空気を入れてあげる。

液が半分ほど減ってきたら、減ったのと同量の水または米の研ぎ汁を加え、その同量の約1%の塩、約3%の砂糖を加えて同じように培養し続ける。ただ、腐敗臭がした場合は残念ながら雑菌が混ざってしまったので一旦さよならして、初めから作り変える。うまくゆけば、最初の乳酸菌液をもとに次々と培養できる。(と書かれているが随意で)

いくつもレシピがあり、何通りもの作り方があるけれど、私はこの簡単な方法を選んだ。水は、とりあえずはフィルターの水を使い、塩はピンクソルト、砂糖はオーガニックのさとうきび産を使った。玄米は普通に買える普通のお米。

10月22日の下ごしらえからちょうど 7日たった。飲み頃でしょうかね?

  1. Lightly wash one cup of brown rice. Put the brown rice and half a liter of water in a container and leave it in the sun for a day. 2. The next day, add 1.5 liters of water and 15 grams of salt into “1”. Leave in a sunny place for a day. 3. Add 45 grams of sugar to “2” and wait 3-5 days for fermentation to complete. That’s it.

** Shake well once a day to stir, then open the lid and let air in.

When the liquid has decreased by about half, add the same amount of water used to soak the rice, add about 1% of salt and about 3% of sugar, and continue culturing in the same way. However, if it smells putrid, unfortunately it has been mixed with various bacteria, so say goodbye and start over. If things goes well, you can culture one after another based on the first lactic acid bacteria solution. (Sure, up to you)

There are many recipes and many ways to make it, but I chose this simple method. For water, I used filter water, pink salt, and organic sugarcane for sugar. Brown rice is ordinary rice that you can buy normally.

Just 7 days have passed since the preparations on October 22nd. Is it time to drink?

玄米乳酸菌:brown rice lactic acid bacteria

ずいぶん前から米麹も乳酸菌もその素晴らしい効能を聞いており、私の周りのお友達もそれぞれ独自のアイディアで、継続して健康食品を作っている。味噌も醤油ももちろんのこと。

この数年、コロナワクチン接種後の副作用で、高熱から始まって身体に深刻な影響の出た人々の体験話をよく聞くようになった頃、デトックス、がいよいよの緊急課題になってきたように思う。古くから愛飲されていたという松葉茶もその一つ。

何とは無しに、オリンのデトックスやプチ断食を応援したくなって、久しぶりに(!!)玄米乳酸菌を作ることにした。

I have heard about the wonderful effects of malted rice and lactobacilli for a long time, and my friends have been making healthy foods using them with their own ideas. Miso and soy sauce, of course.

Over the past few years, I have heard a lot about the experiences of people who have had severe side effects after getting a corona vaccine, starting with a high fever. I think detox is finally becoming an urgent issue. Matsuba (pine tree leaf) tea, which has been loved since ancient times, is one of them.

Unexpectedly, I wanted to support Orin’s detox and intermittent fasting, so after a long time (!!) I decided to make brown rice lactic acid bacteria drink.

O氏の治療歴, そして今これから。その30

10月20日は、O氏のテスト結果と今後の治療についての主治医との面談。S君は自宅から、電話での参加。O氏の頭の中の腫瘍は大丈夫。懸念していた脳内の出血も見られない。O氏の身体全体のガンさんたちは相も変わらずステイブル、安定している。肺の状態も残っちゃいるんだろうがガンさんの成長の兆しなし。

生検で大変な思いをした肝臓くんも腫瘍は見られず、小さめの何かはあるらしいが心配に及ばないらしい。ここしばらく、タクソル・キモセラピーを受けておらず、検査の結果ではまたタクソルを受けるのかなあ、と二人とも思っていたので、次の検査までこれまで通りの分子標的薬と抗血液凝固薬とむくみ改善薬、だけをとっておいてください、と。でも、主治医に尋ねてみたものの減薬の決定はまだ先らしい。

腰回り全体が腹水に覆われていたO氏だったが、すこーしずつ、本当にすこーしずつ、お腹の形が変化してきている。例えて言うならば、まさに臨月の女性の前方に突き出ているお腹、と形容すれば近いかな。O氏の腹水はきっと数キログラムはあるだろう。その重さを引いてみると、O氏はずいぶんしっかり健康的に痩せてきている。肝臓の回復に比例して、もっと腹水は減ってゆくだろうな。次の病院アポは6週間後だって! やったね! 12月までに、O氏は心身の強さ、そして免疫力も取り戻しているとS君は確信。

O氏もS君も、どちらも身体を大切に、そして ”心” の喜ぶものを食べようっと。心に栄養を与えよう、いや、腸活か?

ビデオの編集もさらに面白くなってきたし、楽しいことにフォーカスしていると、嬉しいニュースがよく舞い込むようになってきている。皆、それぞれに嬉しく楽しく。

〜〜〜〜 続く

ホンタ、追突の憂き目に!: Honta, suffering from a rear-end collision !

10月18日(火曜日)、この日はオリンのPETスキャンやMRIに拠る検査の日。しかも、この日の結果で今後の治療方針が決定される。普段は25分歩くのだが今回に限り大事をとって、オリンはニューヨーク行きのバス停まで我がホンタを走らせた。ところが小一時間も経った頃に電話が入り、行きがけに大通りを左折した時に追突された、と。(時遅し、、もっと早く知らせてくれれば追突事故ゆえに当然、ポリスに即レポートせざるを得ない)私への連絡が遅くなった理由は、バスに間に合わねばならなかった点、それと、バスの車内でまずはじめに保険会社に車の破損レポートを送るがため、と。

相手は子供を大急ぎ、学校に送る途中の母親、(色々省略)と。なので、ポリスを呼ぶにはバスの時間が間に合わなくなるとの判断で、オリンはこの母親と子供たちを逃してあげた、と。当然、この母親はポリスにレポートを出していない。

一応は、むち打ち症などの検査をせねばならず、オリンの帰宅を待って、夜遅くに近所の総合病院にゆく。今現在は異常なし。

19日、ニューバーグの警察署に出かけ、全ての証拠と写真を渡しての事情聴取。我がホンタ(このように命名)はいわゆる最低限の保険加入ゆえ一切の修理代がカバーされず、元々が追突事故が発端なので、相手方の保険に委ねるしかない。何日かかるやら。。

オリンは今も変わらず、車社会の批判。ベトナム戦争で亡くなった兵士の数より、1年間の車による事故死は桁違いに多い。とか、癌で死ぬ確率は車の事故より低い、とか。私は、統計というものを字面で語るのは好まない。事故であれ戦争であれ自然死であれ病気であれ、人や生き物への尊厳は、統計で納得させようとするトリックを超えている。

とはいえ、もちろん!腰の置換手術などしなかったら私にも車、は持つ理由もなかったのは事実。

October 18th (Tuesday), was the day of Orin’s PET scan and MRI examination. The results of this day will determine the future treatment policy. He/We usually walk for 25 minutes, but this time, Orin drove our “Honta” to the bus stop for New York City. However, about an hour later, I received a phone call telling me that he had got rear-ended accident while turning left on the main street. (It’s too late, if he let me know earlier, I’ll have to report it to the police immediately) The reason for the delay in contacting me was that he had to be on time for the bus, and that he had to send a damage report to the insurance company first while on the bus.

To make a long story short, the other party were 3, a mother who was in a hurry to send her children to school. So Orin let them escape, deciding that if he called the police, he would miss the bus. Yes, surely, this mother did not submit a report to the police.

Anyway Orin has to be checked for whiplash, etc., so I waited for him to come home and asked him go to a nearby general hospital. He went to the ER late at night. No anomalies since then.

On the 19th, we went to the police station in Newburgh and handed over all the evidence and photographs for questioning. Our “Honta” (named like this) has a minimum insurance coverage, so any repair costs are not covered, and since the accident was originally a rear-end collision, we have no choice but to make a claim to the other party’s insurance. How many days will it take.

Orin is still a criticism of the car society. There are as many car deaths in a year as the total number of soldiers who died in the Vietnam War. Or the odds of dying from cancer are lower than car accidents. I don’t like to put statistics on paper. Whether by accident, war, natural death, or disease, the dignity of people and living things goes beyond the numbers/tricks of statistics to convince them.

But of course! It’s true that if I hadn’t had hip replacement surgery, I wouldn’t have had a reason to own a car.

O氏の治療歴, そして今これから。その29

太陽が沈みかける頃になると、気温はぐんぐん下がってくる。真冬が来たら引っ越しかーー、今回を本当の最後の引越しにしたい。もう、手に負えないので全部を引っ越しのプロに頼む予定。部屋は箱詰めしかかっているものが小山を作っている。やがては一つの山脈になるわね。何時ぞやの引っ越しのまま一度も開けていないものも。時間のある時の箱詰めは気分上々、何となく楽しい。ニューヨーク市内に戻るのも嬉しい。

翌週の10月18日は、O氏のスキャンとMRI。放射能を含むシュガーを飲まされ、身体内部のどこにそのシュガーが付着するかで、生身のがん細胞の行方やら状態を察知するわけ。それと、途方も無い磁石マシーンで脳細胞の腫瘍の様子も見る。前回は大丈夫だったし、定期的な検査は換言すればその都度放射能を浴びている、ことになる。検査とダメージと副作用の負の連鎖、と捉えるか、検査と小康状態と休薬・減薬と祈るか。明るく諦め、淡々と書くだけにしたいS君。

皆、O氏やS君のお友達は素晴らしい、いわば頼りになるお医者さんになってくれるのね。それぞれの体験や経験、知恵も知識もシェアしてくださるし相談にも乗ってくれる。”だから、これこれは良いよ” ”これこれは食べた方が良いよ” ”これこれは回避してストレスも減らして” ”これこれの治療で助かった人がいたよ” ”全ては寿命だよ” ”これこれで楽になったよ” ”生き延びたよ” など数限りなくこれまでもあらゆるありがたい言葉を受け取った。こうした言葉はきっと、目には見えないけど ”愛”のお薬ですね。まずは血流と気の流れに集中。

、、、ただ、、ある女性は、”私は素晴らしい。皆がそう言ってくれる。あらゆる経験と知識がある。私の大切なO氏を救えるのは唯一、私だけ。バカな日本人(S君のこと)にO氏の介護などできるわけない。こんな無能は放っておいて私に任せなさい” という大変、、アレな困った人もいる。ともあれ、全てはS君がこうした現象をどの視座・レベルで把握し、どのような対応をするか、どのみち相手は決して変わらない、のは間違い無いのだからS君自身を変えるべきだ。助かるとか、助けるとか、そうじゃなかろうと、なんであれ、もう大天界に任せてしまおう。

〜〜〜〜〜〜〜 続く

“Tipping Utopia Toward Kazuko Miyamoto” : 中馬芳子さんのパフォーマンスビデオをアップしました。

大盛況だった宮本和子さんの展覧会。その会場でもあったジャパンソサエティの招きで、ダンスの大御所、中馬芳子さんがパフォーマンスを行った。このビデオ編集はとうに終えていたのにも関わらず、こうしてブログにシェアするのが今になってしまった。お時間のおありの時、よろしければ見てくださいね。ありがとうございます。

Kazuko Miyamoto’s exhibition at the Japan Society was a great success. At the invitation of the venue, Yoshiko Chuma, a master of dance, gave a performance. I finished editing this video long ago, but now is the time to share it on my blog. Please take a look if you have time. A video link is below, just click a blue words. 41 min. Thank you very much.

Tipping Utopia Toward Kazuko Miyamoto ← ここをclickしてご覧ください。41分の長さです。

アレコレ:this and that

9月中旬の頃、東京に住むMちゃんがニューヨークに遊びにきて、私たちの住むニューバーグにも足を運んでくれた。彼女がニューヨークでアートやコンピューターを学んでいた頃、私は彼女のルームメイトとして、ブルックリンで数年一緒に過ごした。当時も今も、彼女の芯の通った一貫性は変わらず、加えて実に聞き上手なので、終日私は大はしゃぎしてしまった。

The middle of September, M-chan who lives in Tokyo, was visiting in NYC and also came to visit our Newburgh City. When she studied art & computer programing, I was her roommate and we lived few years together in Brooklyn. From that time to now, her great character of having a consistent core and a good listener personality has not changed at all, I was so excited and talked about many things during this spent a time with her.

こちらは、ごく最近の出来事。なんていうのかしら、あらゆる情報を最小限の言葉で表現する俳句のように、一枚のスナップが全てを語ってくれている、そんな写真やビデオを撮りたいなって思ってきている。

This is a very recent event. I don’t know how to say it, like a haiku that expresses all kinds of information in a minimum of words, I’ve been wanting to take photos and videos where a single snapshot tells everything.

O氏の治療歴;号外号外!皆様ご心配をおかけしました。

アリゾナ以来、S君はずっとO氏の状況を写真に納め、いくつもファイルしている。具合悪い時、元気な時、皆と一緒の時、食べている時、出かけた時、ほぼ網羅している。これは特に意味はない。S君はこんな風にO氏を撮りたいだけなのだ。子孫がいれば、後に、グランマとグランパの写真だよって、子供達が大切にしてくれるかもしれないけど、見渡す限り、二人には親族というもののつながりがない。故にお友達の親族が限りなく羨ましくもあり、ありがたくもある。

先週の慌ただしかった数日の、ちょっとした写真をここに入れたいと思ったS君。何卒、お許しあれ。

9月26日(月)、何時間もずーっと看護師さんが呼びに来るのを待ったのでした。病院の窓外は間断なく救急車が走り回っている