O氏の治療歴, そして今これから。その30

10月20日は、O氏のテスト結果と今後の治療についての主治医との面談。S君は自宅から、電話での参加。O氏の頭の中の腫瘍は大丈夫。懸念していた脳内の出血も見られない。O氏の身体全体のガンさんたちは相も変わらずステイブル、安定している。肺の状態も残っちゃいるんだろうがガンさんの成長の兆しなし。

生検で大変な思いをした肝臓くんも腫瘍は見られず、小さめの何かはあるらしいが心配に及ばないらしい。ここしばらく、タクソル・キモセラピーを受けておらず、検査の結果ではまたタクソルを受けるのかなあ、と二人とも思っていたので、次の検査までこれまで通りの分子標的薬と抗血液凝固薬とむくみ改善薬、だけをとっておいてください、と。でも、主治医に尋ねてみたものの減薬の決定はまだ先らしい。

腰回り全体が腹水に覆われていたO氏だったが、すこーしずつ、本当にすこーしずつ、お腹の形が変化してきている。例えて言うならば、まさに臨月の女性の前方に突き出ているお腹、と形容すれば近いかな。O氏の腹水はきっと数キログラムはあるだろう。その重さを引いてみると、O氏はずいぶんしっかり健康的に痩せてきている。肝臓の回復に比例して、もっと腹水は減ってゆくだろうな。次の病院アポは6週間後だって! やったね! 12月までに、O氏は心身の強さ、そして免疫力も取り戻しているとS君は確信。

O氏もS君も、どちらも身体を大切に、そして ”心” の喜ぶものを食べようっと。心に栄養を与えよう、いや、腸活か?

ビデオの編集もさらに面白くなってきたし、楽しいことにフォーカスしていると、嬉しいニュースがよく舞い込むようになってきている。皆、それぞれに嬉しく楽しく。

〜〜〜〜 続く