8月30日、O氏は血液検査の結果『血小板数がかなり低い』ゆえにタクソル・キモセラピーは中止。 先日のMRIで脳の中の腫瘍は完全にフィクスされているものの、腫瘍部の周囲に出血だか何だかの異常が見られる、らしくて、脳の放射線治療ドクターと面談。ドクターは、心配する必要はないです、との見解でホッとするものの、診療看護師は異なった見立てをしている。。
猛暑の8月もじきに終わる。カレンダーをめくりながらS君は、ちょっと、、あたしの心が低迷してません?って自問自答している。O氏の治療の事、痛む足のリハビリや、アパート探しもあってちょっと疲れちゃっているかもね。
8月31日。肝臓専門医に再び診察を仰ぐ。末期の肝硬変は間違い無いのか。腹水を手術せずに少しずつ減らしてゆくには? 〜〜〜 素晴らしいお医者様です、明快に説明くださった。まず、これまでの血液検査で肝臓部の数値がいわゆる謎である。(典型的な数値配列であれば、ドンピシャで、これこれの病名が与えられ、よって治療もスタートできるけど)なので、さらなる精密検査のため昨日と同様、O氏はかなりの量の採血を終えたのです。?? S君の疑問 ;”血液検査のためのあらゆる血を集めると、プールどころかとんでもないおびただしい量になるのは間違いない、ちょっとした湖にはなるかもしれない!!例えば下水処理とかでは最終的に再び浄水に還元しているけれど、検査の後のこれらの血液はどこに行くのだろう。。
ところでO氏の腹水についても同様に、その液体の出所が数値からは把握できず、腹水の一部を生検します、とのこと。最悪の場合、、、これまでの化学治療(や、サプリメント含めての化学物質など)による(最近のワクチン接種含めて)肝臓不全(副作用というのが適切かな)の可能性も示唆されてなんとも言えない。心をフラつかせず真ん中にしっかり居よう。
当の本人でもあるO氏は、それより何より、連続してどっさり採血されフラフラなので 大急ぎ 遅いランチをとる。目の前のビルディングの屋上に何故か白旗が翻っていて、いろんな意味での無条件降伏なのかなあ、なんでもいいや。騒がず動じず。
9月2日、O氏の両足の超音波検査、これはひょっとして血栓防止薬の副作用が生じているかも、との診療看護師の依頼を受けて。 やれやれ、ずーーっと抗凝固薬をとっているので血がサラサラどころか出血しやすい状態になっているらしい? なのでO氏の脳内が出血している!!検査の結果で血栓が見当たらなければしばらく抗凝固薬を中止するって。
、O氏自身が 『僕ってモルモットなんだろね』と初めて のたもうた。 人の歴史で、様々な実験や治験が近代以降の西欧型医療を確立させている。けれどいつだって、自然・代替治療 は過小評価されてしまい化学治療が大通りを闊歩している。もっとも、ホリスティック医学がかなり浸透してきているのは事実、患者自らが自然治癒力を取り戻す自己療法、これらもかなりメインストリームに向かっている。もう少し自己療法に連れてゆきたいなあ。
一つだけ嬉しいこと;O氏は先日から朝と晩の2回、まずは5分ずつ足踏みマットを始めている。体温と血流、この二つさえキッチリ糺しておけば間違い無いという確信がある。調子良いって。また、血栓の予防は、生玉ねぎを50g 食すことで、血液がサラサラになり免疫力も戻るって。なのでこれも取り入れました。みじん切り玉ねぎをグリーンサラダにまぶしたり、今度はクリームチーズと和えてみるかな。
〜〜〜 続く