O氏の治療歴, そして今これから。その15

2022年5月24日、O氏の3回目のキモセラピー、”タクソル” 98ミリグラム。今回のキモセラピーのスタート時に伝えられていたが、3回(3週)続けて1週間はお休み(もちろん、分子標的治療薬・ローブレナと抗凝固剤・エリキュイスはそのまま摂取)そして後半の3回(3週)が控えて居る。

肝臓の数値は少しずつ下がってきては居るが、まだまだ危険水域でどうにも高すぎる。今日の血液検査で白血球をサポートする ”ペグフィルグラスティム” という注射がセッティングされた模様。化学治療の補佐というのかしら、キモののちに24時間経ってから自動的に薬が体内に入るよう、小さなカートリッジのような何かのケースのようなものがしっかりO氏の腕に取り付けられており、時間が来ると自動的に注射針が腕に突き刺さり、よって注射器内部の薬が体内に吸収される。。。単純にいうならば、このように腕に取り付けられて相手側?に間違いなくコントロールされるわけで、こちらから翌日病院に出向く手間がはぶけるし、確実にこのショットが24時間後に否応無く体内に入り込む次第。

、、S君はこわごわ調べをつけて目の前がブラックアウトしてしまった。何?なに?なんなんだ、この処置は??なんなんだ、これは????

医療に従事する専門職の方々、ドクターもプロフェッサーもどうぞ無知のS君を見逃してください。けれど、どう調べても、”遺伝子組み換え”という文字が飛び込んでくる。そこで、腹をくくって英語バージョンで調べをつける。これだとストレートに意味が入ってこないので、勝手に(?)S君には優しい形で(?)つまりはショックを限りなく抑える方法で翻訳すれば良いものね。

ともあれ言えることは唯一、キモセラピーの副作用・弊害で”発熱性好中球の減少” を抑制するためらしい。効能としては、まあ、身体の白血球を増やす、成長を促す、ために重要らしいです。。。嘘っ子でもなんでも良いです、悪さをせず白血球がサポートされるのであれば、、、、なんでも、この好中球、というものは白血球の中で一番多く占められているそうな。

それで、晴れて5月25日、”ペグフィルグラスティム” 自動的に終了。小さな虫の触角ほどの注射針だったのが印象に残った。

〜〜〜続く