O氏の治療歴, そして今これから。その12

メモをそっくりそのまま記すと;

2022年3月15日 ーー 5月5日 の52日間は 分子標的治療薬”ローブレナ” の休薬。5月6日より、”ローブレナ”(1日一回、100ミリグラム)再開。

ウォーターピル ”フロセマイド” 2022年3月16日 ーー 4月11日の27日間服用。両足、ひざ下のむくみ、足の甲の浮腫み落ち着く。蜂窩織炎・ほうかしきえんが奇跡的に回復、新しい皮膚ができてきた。 これらの事実以前に、肝臓の数値が異様に高いため危険水域に向かわせないための中断。

2022年4月25日 ーー 5月5日の11日間は 血液抗凝固薬 ”エリキュイス”を休薬。理由は肝臓の生検のため、本来の血液の状況を見るかららしい。5月6日より ”エリキュイス”(1日二回、計10ミリグラム)再開。

3月14日以降ほぼ週一で病院に通う。一旦、むくみ治療で本来のターゲットセラピーをストップしている為の毎回の血液検査。すぐに肝臓の数値の異常な上がり方が判明、これが4月4日のこと。

4月11日の血液検査の結果、確実に肝臓に問題がある、と。数値はさらに上がる一方。4月20日の主治医の判断で、ローブレナを再開する前に、肝臓がどのような状態になっているのか精密検査が必須、ゆえに、スキャン、MRI/核磁気共鳴、ウルトラサウンド/超音波、バイオプシー/生検, これら矢継ぎ早の精密検査が行われた。一旦、ガンの主治医から肝臓専門医に変わり、引き続き検査をする。これが4月20日過ぎのこと。

肝臓生検は4月28日に行われた。これら、生検や放射線治療の場合、決まってその説明、処置前と処置後の注意など記されたプリントファイルを渡される。じっくり読んでO氏ともども納得。

S君の場合、緊急入院もコロナのピークで一切の付き添いは認められず、問い診も注意事項の印刷物も同意書も、何を読み、どこにサインしたか何をどうされたのか、”何々がどれこれですので手術前にこれこれの注射します” ”これこれの数値が低下しているのでこれを飲んでください” と伝えられてもちんぷんかんぷん。モルヒネも効かず激痛の真っ只中に、麻酔は問題ないか、と問われても歯医者さん以外、それと最近の手首手術の全身麻酔以外は体験なし、入院中はほぼ頭が機能しなかった。

〜〜〜 続く